「そのときあなたはどうする?」ゲームのシステム改修のための提案とゲームコンテンツの改修

概要

昨年度開発したWevゲーム「そのときあなたはどうする?」は、学校でのオンライン教材として活用できる開発した。
今年度本格的に利用していただくために、大阪府教育委員会や府内校長会などのご意見を参考にして、リーダー会議で検討した結果、以下の点についてシステムを改修することを決めた。特に、教育委員会からの懸念として出されていた、担当教員の許可なく公開できないようにしてほしいとの要望については、今後、学校現場で活用していただくために必須と考え、取り入れることとした。

Webゲームシステムの改善点

ゲームをバージョンアップするために、リーダー会議で検討し、次の改善を行うこととした。

  1. ジレンマ問題に、「テーマ」、「消費行動」の項目を追加する
    • 各項目の追加に伴い、問題のデータベース項目を追加する
    • 「あそぶ」と「つくる」両方に項目を追加する
  2. 「あそぶ」で項目を選択する際に、「すべて」と「その他」を追加する
  3. 「つくる」で問題制作者独自のアンケート作成を選択できるようにする(管理画面)
  4. 「つくる」で登録するとき、「公開」「非公開」を選べるが、これを、デフォルトで「非公開」しか選択できないようにして、
    管理画面で「公開」できるボタンをつけるようにする。その際、登録時に、「非公開」の下に後で公開できる旨のコメントを追加する
  5. Webゲーム登録者を自動承認できるようにする(マスター管理画面)

システムの改修に伴ってゲームコンテンツの改修

項目追加によるシステムの改修にともなって、すでに登録されているリーダー会のジレンマ問題について、新しいフォーマットに合わせて2種類(テーマと消費行動)の項目の追加入力並びに内容の見直しを行った。

登録済みのジレンマ問題の見直し作業方法については、リーダー会議で検討し、登録されたジレンマ問題をダウンロードして、
それらを一旦googleスプレッドシートに載せて、リーダー会で共有し、各自担当を決めて追加入力と内容の見直し作業を行った。
スプレッドシートを使うことで、それぞれが修正したものが即時に共有されることから、作業の重複を避けたり、お互いの追加で入力した内容について確認することで、ゲームコンテンツの精査を効率的に図ることができた。