大阪府消費者教育学生リーダー養成講座について

 大阪府消費者教育学生リーダー養成講座は、消費者として自立した自主的・合理的な判断、行動のできる知識を獲得し、消費者市民社会の実現に向け活動を行うことができる実践力を身につけることを企図して、消費者市民社会の一員であることを自覚し、消費者教育の普及・啓発の必要性を十分に理解した人材を養成し、大阪の消費者教育の新たな担い手リーダーとして輩出することを目的としています。

 本講座は、消費者教育・消費者市民社会の基本理念を講義で学ぶ「基礎講座」、消費者教育の手法について演習を通して学ぶ「応用講座」、消費者教育の担い手として実践すべきことを学ぶ「実践講座I・II」の3つの講座で構成します。

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令和2年度 大阪府消費者教育学生リーダー養成講座

基礎講座

会場:大阪府消費者教育推進事業ホームページ

時限
(分)
講座内容 講師(予定)
開講式
(10)

開講式 ご挨拶

  1. AICE
  2. 大阪府消費生活センター 所長
AICE企画運営委員長 鰺坂恒夫(和歌山大学教授)
大阪府消費生活センター所長
1限目
(20)

オリエンテーション

  • 本講座の目的理解  Webアンケート
岡崎裕(和歌山大学教授)
2限目
(90)

消費者教育の基礎理解①概論 講義

  1. 消費者教育とは・新法がめざす消費者教育
  2. 社会発展における持続可能な社会について(SDGs)
  3. 消費者問題を、自分の問題として、整理・理解する。
    (ブレーンストーム「消費の意義について」「消費と教育の関係」など)

※消費者市民社会について知り、消費者教育の必要性・内容を理解する

岡崎裕
3限目
(60)

活動を通した消費者教育に関する手法について① 演習

  1. 新法がめざす消費者市民社会の実現に向けて、体験的な手法に基づいた消費者教育の方法について学ぶ
  • 賢い消費者になるということについて考える
  • 企業の活動を知り、消費者として何ができるかを考える
岡崎裕

応用講座

会場:大阪府消費者教育推進事業ホームページ

時限
(分)
講座内容 講師
4限目
(80)

消費者教育の基礎理解②~企業活動からみる 講義

  1. 企業の消費者教育活動について(40)
  2. ACAPの活動紹介(20)
  3. NACSの活動紹介(20)
1.日本ヒーブ協議会&第一生命(日本ヒーブ協議会理事) 藤脇智恵子
2.消費者関連専門家会議(ACAP理事) 神宮字慎
3.日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS西日本支部事業委員長) 中村智恵美
5限目
(30)

消費者教育のいろいろな手法の紹介 講義

消費者教育では様々な手法によって展開されているが、学生リーダー会の事例をいくつか紹介する。(各5分)

  1. 学生リーダー会について 
  2. 大阪府消費者フェアでの活動
  3. 親子イベントでの活動 
  4. 企業×学生交流会による啓発 
  5. 大学学園祭での啓発活動
  6. ホームページによる広報 
学生リーダー会
 1.浦谷拓弥(2期生)
 2.浦谷拓弥(2期生)
 3.中嶋未歩(4期生)
 4.小島夢輝(4期生)
 5.岡橋拓摩(3期生)
 6.岡橋拓摩(3期生)
6限目
(70)

活動を通した消費者教育に関する手法について② 演習

  1. 発達段階に応じた消費者教育に関する「教材」をつくろう
    • 「選択ジレンマ質問」を考える中で、「消費の選択」が地球環境や生き方を変えていくことに気づく
    • ジレンマ問題を発表
    • ジレンマ問題(質問+回答3パターン)5問を提出
  2. 振り返り
岡崎裕

実践講座I

会場:大阪府消費者教育推進事業ホームページ

時限
(分)
講座内容 講師
7限目
(30)

ボランティア活動論 講義

  1. ボランティア活動に対する理解及び、実際にボランティア活動を行う際の難しさや危険等について学ぶ
  2. 消費者教育を行うために必要なこと
岡崎裕
8限目
(60)

企画づくりを考える 講義

消費者教育に関する企画づくりに必要な考え方やスキルについて体系的に学ぶ 消費者教育に関する企画づくりに必要な考え方やスキルについて体系的に学ぶ

大串恵太(追手門学院大学)
9限目
(60)

消費者教育啓発プログラム企画を考える① 演習

  1. 令和4年4月1日から施行される「成年年齢の18歳引き下げ」に伴い18歳になると成年としての責任が求められる。そこで、高校生を対象として、成年になることによって生じる点を確認し、自分自身が責任ある行動をとるために足りない点を自覚し意識改革を求める啓発プログラムを企画する。
  2. 企画案発表、企画書提出
岡崎裕

実践講座II

会場:大阪府消費者教育推進事業ホームページ

時限
(分)
講座内容 講師
10限目
(60)

1.大阪府の消費者行政 講義

2.令和元年度大阪府及び府内市町村の消費生活相談の概要 講義

3.特定非営利活動法人消費者支援機構関西(KC's)の活動紹介 講義

1.大阪府消費生活センター
2.大阪府消費生活センター
3.特定非営利活動法人消費者支援機構関西(KC's)(理事・事務局長) 元山鉄朗
11限目
(80)
※12限目と連続で日時設定

企業×学生交流会~ワークショップ編 オンタイム

例年実施している学生リーダー会主催の「企業×学生交流会」企画のワークショップ部分を講座の中で実施する。
テーマを定め、1グループに学生と企業が一緒に参加して、出されたテーマについて意見交換し、最後に全体共有する。

(1)12/5のテーマ【衣・食・住】

(2)12/13のテーマ【IT・生活環境・観光】

  1. テーマの趣旨説明
  2. グループで意見交換
  3. 各グループで出た意見を発表(全体共有)
学生リーダー会
企業
岡崎裕
12限目
(30)

振り返り「消費者教育リーダーになるために」 オンタイム

  1. 講座で学んだことについて振り返る
  2. 消費者教育学生リーダーとして何をしたいか?について考える
  3. リーダー会への参加について
  4. レポート提出について
岡崎裕
修了式
(10)

修了式

講座修了証の授与(後日修了証を郵送)

岡崎裕

※消費者教育TA:一定レベルの消費者教育を学び修了認定を受け、消費者教育の講座支援をおこなうことができるティーチング・アシスタント(TA)をいう。今後、受講生の中でリーダー認定された人は養成講座でTAを行うことができるようになる。

※講座支援として、AICE会員大学の教員が参加協力

修了証

上記全課程「基礎講座」「応用講座」「実践講座I・II」を修了した者に対して、AICEから本講座の修了証を授与する。

大阪府消費者教育学生リーダー認定

リーダー認定については、別途認定要件を満たした者を対象に、大阪府消費生活センターから認定する。

会場について

会場:大阪府消費者教育推進事業ホームページ

お申込方法

以下の項目をメールに記載し、下記「お申込フォーム」かメールで応募してください。(TEL、FAXも可)

氏名、所属大学、学年、連絡先(E-MAIL・携帯番号)

お申込先

〒591-8025
堺市北区長曽根町130-42 さかい新事業創造センター100号
有限会社ダブル・ワークス内 TEL 072-240-7071 FAX 072-240-7081
E-MAIL consumer@aice-p.com
障がい等により配慮を希望される方は事前にご相談ください。

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