この事業について
目的・趣旨
平成24年12月に施行された「消費者教育の推進に関する法律」における中心的課題は、
- 新しく定義された「消費者市民社会」の形成に人々が積極的に参画することであり、
- その実現のために、「消費者教育」を幼児期から高齢者までの各段階に応じて体系的に行う
ことです。
本取組では、社会に出る直前の時期であり、大学を卒業して社会に出れば、社会を動かす重要な構成員の一人となる大学生を対象に、消費者として自立した判断能力を備え、さらには社会に出た時には消費者市民社会の実現に向け積極的に活動を行うことができる力を持つ大学生を育成します。また、そこで育った学生が大阪府の消費者教育の担い手としてボランティア活動を行うと共に、継続的なボランティア活動を進めていくために大学生の組織化を促す仕組みづくりを行うことを目指します。
実施内容
本取組では、上記目的を達成するために、以下に取り組みます。実施にあたっては、大阪府消費生活センターと適宜打合せをしながら円滑な事業推進を図ります。
- 大学生を対象とした消費者教育の担い手養成講座を実施し、大学生間での消費者教育・啓発を行うとともに、地域における消費者教育・啓発活動を行う大阪の消費者教育の新たな担い手リーダーとして輩出
- 府内大学の学生及び府内在住の大学生で構成するネットワークの構築
- 学生リーダー認定要件及び認定のしくみづくり
- 大学生による消費者啓発・ボランティア活動の実施
- 大学生間ネットワーク形成促進のための交流会の実施
- 上記の評価、検証
年度の事業目標をサブタイトルに込めています。以下の通りです。
- 令和4年度
「産学協働人材育成機構AICEを活用した大学生による消費者教育推進の取組
~リーダー会が保有する啓発教材の学校教育における利活用支援活動の拡充(第2ステージ)~」 - 令和3年度
「産学協働人材育成機構AICEを活用した大学生による消費者教育推進の取組
~リーダー会自立化基盤強化に向けた情報発信強化をめざして(第2ステージ)~」 - 令和2年度
「産学協働人材育成機構AICEを活用した大学生による消費者教育推進の取組
~ニューノーマル時代における学生リーダー会の活動継続をめざして~」 - 令和元年度
「産学協働人材育成機構AICEを活用した大学生による消費者教育推進の取組
~大学教育課程との連携とSDGsをベースとしたリーダー会活動の活性をめざして~」 - 平成30年度
「産学協働人材育成機構AICEを活用した大学生による消費者教育推進の取組~自立化に向けたリーダー会の活動づくりを目指して~」 - 平成29年度
「産学協働人材育成機構AICEを活用した大学生による消費者教育推進の取組~継続できるリーダー会の体制づくりを目指して~」 - 平成28年度
「産学協働人材育成機構AICEを活用した大学生による消費者教育推進の取組~継続性のある仕組みづくりを目指して~」
成果物について
本事業で作成した成果物について掲載しています。成果物はこちらから。
問合せ先
産学協働人材育成機構AICE事務局
堺市北区長曽根町130-42 さかい新事業創造センター100号
有限会社ダブル・ワークス内 TEL 072-240-7071 FAX 072-240-7081
E-MAIL consumer@aice-p.com